【シンガー・Che’Nelle】「健康は旅」シェネル流ウェルネスのこだわりとは
2024.01.24スポーツ・ビジネス・アート・カルチャーなど各分野で挑戦を続けるプロフェッショナルが、自分の身体にどのように向き合い、どのようにポテンシャルを発揮しているのか。ご自身のライフスタイルで実践されている「コンディショニング※」についてお伺いします。
今回のゲストは、6年ぶりに日本語詞の新曲リリースが決まり、来日中のシンガーのChe’Nelle(シェネル)さん。慌ただしい滞在期間のなか、快くインタビューを受けていただきました。
※TENTIALが定義するコンディショニングはライフパフォーマンス向上のために、体調に関わる全ての要因を良い状態に整えること
私の大切な仕事は「家族のケア」
── 1年ぶりの来日とのことですが、シェネルさんの現在の活動を教えてください。
今回の滞在のおもな目的は、新曲のプロモーションのため。東京には1ヶ月半滞在しています。ここ数年でいうと、新しく取り組んでいるプロジェクトのための準備をしていました。実は2年前に新曲はできていて、その曲をどのような手段でリリースすればより多くの人の耳に届けられるか、ということを考える期間でもありました。そうしてレーベルが決まり、今は急速に物事が進み始めています。同時に、優秀なスタッフを集めて“チーム・シェネル“も結成。もっと私や私の曲を知ってもらうためにさまざまなことにトライしています。
あとシンガー以外にもうひとつ、私の大切な仕事が「家族のケア」。今2歳になる娘がいるのですが、家族のケアをしながら自分の仕事も進めるという、壮大な(!)ミッションを遂行しているところです。
── 本日も旦那さんとお子さんがいらしていますよね。母親になって生活は変わりましたか?
ガラリと変わりました。毎日が忙し過ぎて、常に脳みそを5等分して、それぞれを別の軸でフル稼働しなければいけないほど(笑)。正直言うと、子供がいなかったら自由度は全然違いますよね。もっとオープンな発想で考えられるし、心にも余裕があって自分のことだけを中心にして考えることができたでしょう。もちろん子供がいるのはいいことだけど。とにかく言えるのは、今は「毎日がめちゃくちゃ」だということ(笑)。もちろん楽しいことも含めて。「人生を整理して優先順位をつける」ということを学ぶフェーズに入っているのかもしれません。仕事と家族のバランスについてもまだまだ模索中。最適なバランスが取れるようにチャレンジを続けているところです。
一番大切なのは「睡眠」!
── シェネルさんにとって日本はどんな場所ですか?
はい。今はオーストラリアのパースというところに住んでいます。パースはとてものんびりしたところで、東京とは正反対! 東京はバイブスだったり街が持つエネルギーだったりが圧倒的。パースとは全然違うし、ニューヨークと似た印象がありますね。
── お子さんのお世話をしながら世界中を飛び回るワーキングマザーのシェネルさんですが、ご自身のコンディショニングについてどのように意識していますか?
まず私にとって一番大切なのが睡眠。理想は7〜8時間の睡眠時間と、できるだけ22時より前に寝ること。22時というのが、ホルモンのリチャージングのタイミングと聞いたので、できる限り実践しています。夜更かししてしまうと、身体のリカバリーがうまくできずに、翌日の体調が明らかに悪くなるので。子供もいるので、うまくコントロールできない日も多いですが意識しています。日本滞在中の今は、これらの睡眠リズムを維持するのはとても大変ですが、できるだけ睡眠時間は確保するようにしています。
あとは週に3回のワークアウト。ウエイトトレーニングですね。この週3回というのはずっと続けている習慣のひとつで、欠かしたことはありません。プロダンサーである夫とともに、専属のトレーナーをつけてしています。本当はワークアウトとかウェイトトレーニングは好きではないんです(笑)。やっぱりつらいし。でも目に見えて結果が出るので、それを励みに頑張っています。東京にいる今も続けていますよ。ジムを紹介してもらったので、トレーナーとオンラインでつなげて定期的に鍛えています。
実際のワークアウトの様子
現在トライ中の「ガッツヒーリング」
── 食事やインナーケアにもこだわっていると聞きました。
今取り組んでいるのは「ガッツヒーリング」というもの。聞いたことあるでしょうか?胃や肝臓、腸などの内臓(gut)の機能を整えるために、専門家の指導の下食事の改善にトライしています。取り組んでいるのはグルテンフリーとデイリー(乳製品)フリー。6ヶ月かけてじっくり取り組んで、自分の内臓にはどんな食べ物が負担になりやすいかを知ります。内臓に負担がかかりにくい食事法をじっくり時間をかけて学んでいくので、「ガッツヒーリングジャーニー」とも呼ばれているの。まさに「旅」そのものだと思っています。食事を改善したり、身体の内側をケアするは時間がかかるもの。1日や2日だけ食事に気をつけても効果は出ないから。
── 週3回のウエイトトレーニングと食生活の改善はさすがですね!シェネルさんが健康を意識し始めたきっかけはなんですか?
20代の頃から漠然と「健康でありたい」という気持ちはありました。ヘルシーな外見をキープしたいとか。でも若い時は、そのためにどうすればいいのか全然知らなかったし、そのための行動も特に起こしていませんでした。パーティばかりの日々を送っていた時期もあったし!
23歳のときに大きな転換期がありました。ニューヨークに行く飛行機に乗っていた時、乗り換えの空港ですごく体調が悪くなって。お腹がすごく痛くて、高熱も出て、そのまま現地で緊急で病院に運ばれました。血液検査などさまざまな検査をしてもらいましたが、その間もすごく痛くて。分かった病名が「潰瘍性大腸炎」。それは本当に辛い経験でした。その病気を経験したことが、私がウェルネスと真剣に向き合うようになったきっかけですね。そこから健康についての知識を得る旅が始まりました。それまでの私は具合が悪いと抗生物質に頼って、その場かぎりで調子を上げるというような対処法ばかりやっていました。とにかく知識がなかったのだと思います。病気をきっかけに「これまでやってこなかったこと」に向き合って、健康のためにたくさんのことを学ぶようになりました。睡眠なら、何時間寝るのがいいのか、どのタイミングで寝るといいのか、ワークアウトもやみくもにするのではなく自分に合うトレーニング方法を研究したり。その旅は今でも続いていますよ。
TENTIALについて
── 日本にいらっしゃってからTENTIALのスリープウェアを着ていただいていますが、感想はいかがですか?
とにかく素材が柔らかいのに驚いた!身体がとろけそうなくらい!最初の感想は、こんなに柔らかい生地、どうやって作ってるの!?ということ。それぐらい感動しましたね。正直なところ、日本に来てからの生活はすごく乱れていて、「どうやってリカバリーするか」というのがテーマになっていました。そんなタイミングでこのスリープウェアに出会えて本当に良かったと思っています。睡眠環境を整えることは、とても重要なことですから。
日本にきてからずっと愛用していると話すシェネルさん。
軽くて着心地がいいから私は普段着としても使っています。先日イベント先の大阪から東京に新幹線で移動したのですが、新幹線の中でもずっと着ていましたよ。私のように移動が多い人の機能性ウェアとしてもおすすめだと思いますね。あと、先日ワークアウトをするときにTENTIALのパンツを履いたんだけど、身体も動かしやすくていいですね。TENTIALのウェアはアスリートにはもちろん、休息を必要としている人にもいいと思う。着心地がいいから、着ているだけでおうち時間がピースフルな空間になるし、優しくなれる気がします。
取材の際にファミリーでリカバリーウェア「BAKUNE」を着用。夫のG・マディソン4世さん @gmadison4
Che’Nelle - シンガー
2023年12月13日に6年ぶりに発売される日本語詞の新曲「I AM」は、結婚、出産などを経て、自身があらためて「自分への愛」を見つめ直したという内容。同時に「雨のせい」「I AM(English Version)」も収録。日本での活動を再開した彼女の、今後の動きにも目が離せない。
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